CHRONECT XPR自動粉体/液体分注

全自動プロセスでは、CHRONECT XPR自動分注プラットフォームにより288個までのサンプルまたは溶液を一度に調製できます。この独自のシステムは、XPR自動分注天秤の高度な計量と分注技術を、最先端の6軸ロボットアームや操作が簡単なCHRONOSソフトウェアに組み込んだものです。

CHRONECT XPRには、それぞれに容量1～20 mLのバイアルを15～96本収納できる3つの異なるバイアルプレートを収めることができます。最大32種類の粉体と6つの液体を収納できるスペースにより、分注に最大限の柔軟性をもたらします。複数のタイプのプレートを1つのタスク内で管理できます。

CHRONECT XPRを使用すると、微細、乾燥、帯電から圧縮状、粒状、不均一の特性を持つ粉体物質まで、研究室の80%以上の粉体を自動的に分注できます。さらに、20 cPまでの粘度を持つ液体を適切に分注できます。希釈酸用に金属を用いない分注ヘッドが用意されています。

自動化は、時間を節約し、再現性の高い結果を得るための重要なカギとなっています。CHRONECT XPR自動分注プラットフォームを使用すると、クロマトグラフィー分析用のサンプルと標準物質または校正標準液を完全に自動調製できます。デジタルデータの自動記録と転送により効率が向上し、転記ミスが削減されます。粉体と液体を自動分注化すると、他の重要な分析要素に集中することができます。