メトラー・トレドの研究室用の計量機器の場合、少量から大量（数十台から数百台、数千台まで）に生産され、コラボレーション製品としてお客様のチャネルを通じて提供される固有の計量ソリューションをコラボレーションと定義しています。これは「隠れた」OEMや1回限りのエンジニアリングソリューションではなく、お客様のアプリケーションやシステムソリューションの一環となります。
特定のソリューションを確認するにはトピックをお選びください。
ラボ用の計量機器との製品コラボレーション
他社とのコラボレーションをどのように定義していますか？
Axel Semrau社 – CHRONECT XPR
リクエスト:
Axel Semrau社は、研究室の自動化と機器の統合を専門とするドイツの企業で、40年以上にわたり専門的なノウハウを培ってきました。 今日までのコラボレーションプロジェクトの成果として、全自動粉体分注プラットフォームが誕生しましたが、サンプルと標準液の調製に対応するエンドツーエンドの機能を完成させるためには、重量ベースの液体分注機能を追加する必要がありました。
ソリューション:
既存のプラットフォームを最新のXPR自動分注天びんによってアップデートしました。粉体分注ヘッドに加えて液体分注ヘッドが追加され、最高クラスの正確さを誇る重量ベースの液体分注が可能になりました。
コラボレーションのメリット:
他のラボオートメーションシステムと簡単に統合できる、非常に正確で一貫性のある粉体/液体分注プラットフォーム。
HORIBA社 – PFS-ONEフィルタ測定
リクエスト:
HORIBA社は、世界をリードする日本の自動車検査用機器のメーカーです。エンドユーザーに対する規制は厳しさを増し、自動フィルタ測定ソリューションの測定条件もますます厳格になっています。
ソリューション:
超小型のXYZロボットソリューションは、既存の最小限の作業スペースにも収まり、150を超えるフィルタを最高の精度で測定できます（最大0.001 mg）。これは石英/PTFE製フィルタ用の統合型イオナイザーと2Dサンプル識別機能が含まれています。
コラボレーションのメリット:
ノウハウをやり取りし、要件を評価することで新たな革新的ソリューションが生まれ、困難な条件下でも迅速で一貫性のある計量が可能になります。その結果、世界中でサポート/サービスを受けることができる高品質の製品が実現されます。
BD – Becton Dickinson社 – IV Prep Pyxis
リクエスト:
BD社は世界的な医療技術企業であり、患者と医療従事者の安全性を確保する方法や臨床研究室において医学研究を可能にする技術で世界をリードしています。静脈内投与薬の調製には堅牢で操作が簡単な天びんが必要ですが、さらに処理の内容や担当者、日時を厳密に記録する機能も必要です。
ソリューション:
カメラとバーコードリーダーを備えた改良型スタンド式XSR4002天びんを医療登録システムに接続すると、サンプルの重量、識別情報、画像を含むすべてのステップを文書化でき、シームレスなトレーサビリティが提供され、ユーザーと患者の安全性を最大限に確保することができます。
コラボレーションのメリット:
計量に関するメトラー・トレドの専門知識が困難な要件を解決し、要求の厳しい環境であらゆる要件を満たす製品を実現します。さらに、バリデーション済みの文書化、検査、リリースプロセスにより、世界中のすべてのユーザーに同じ品質、サポート、サービスが保証されます。
Agilent社 – LabX – OpenLabプラグイン
リクエスト:
Agilent社は、ライフサイエンス、診断、応用化学市場のリーダー企業です。各種機器や高機能なソフトウェアを含む、クロマトグラフィー分析のための包括的なソリューションを提供します。Agilent社のお客様は、シームレスでエラーのないデータ転送のために、LabX天びんソフトウェアとCDSを接続する必要がありました。
ソリューション:
新しいLabX-OpenLabプラグインにより、サンプル調製からの計量データをメトラー・トレドのLabX天びんソフトウェアからAgilent CDSに自動転送できるようになり、LC/GCのワークフローを大幅に改善しながら、エラーを削減し時間を節約できます。
コラボレーションのメリット:
市場リーダーとして、メトラー・トレドとAgilent社は、サンプル調製からクロマトグラフィーソフトウェアまでのデータフローを簡素化し、改善するというお客様のニーズに応えることを目指しました。LabX – OpenLabプラグインを使用すると、エラーの削減、時間の節約、さらに規制要件（ALCOA+）への確実な準拠が可能になります。
お客様の会社ーお客様の具体的なソリューションの番です
詳しくは、以下のFAQ（よくある質問）をご覧ください。
どのようなメリットがありますか？
稼働時間と寿命が長く、総所有コスト（TCO）を抑えられ、厳密な注意を必要としない高品質の製品を実現します。 お客様とエンドユーザーの設置コストとサポートコストも抑えられます。 さらに、コラボレーションソリューションはメトラー・トレドのチャネルでも紹介され、キャンペーンを展開できるため、ブランドの認知度もアップします。
コラボレーションが可能かどうかはどのように評価しますか？
新しいコラボレーションでは必ず個別に評価を行っています。メトラー・トレドは、お客様のエンドユーザーに最高の価格と性能を提供するコラボレーションに重点を置いた長期的な関係を追求しています。
どのようなタイプの製品/サービスが可能ですか？
小型のカスタマイズ天びんから、既存のプラットフォームをベースにした特定の自動化ソリューションまで対応します。高品質の製品と世界規模のプロフェッショナルなサービス組織により、全世界で利用可能な保証やサポート、オンサイトサービスを必要に応じて受けることができます。
自社製品をメトラー・トレドを通じて販売できますか？
コラボレーションの例に示したように、メトラー・トレドのマーケティングチャネルを通じてコラボレーションソリューションを紹介し、キャンペーンを行っています。ただし、メトラー・トレドは確立された分野に販売の重点を置いているため、適切にフォローアップできるように、お客様の組織に世界中のセールスリードを引き継いでいただきます。
コラボレーションプロセスの仕組みを教えてください。
最初のご要望の後、お客様とコンタクトをとり、技術ソリューションやビジネスチャンスについて話し合います。双方にとって有益であることがわかった場合、次の段階として最初の試作品の検討やテストを行うための条件や要件を含むプロジェクトスケジュールを設定します。最終的な設計が決まったら、標準同梱品、ロジスティクス、販売/サポートチャネルを定義します。 工場受入テスト（FAT）の終了後、お客様の仕様に従って最初の製品を出荷します。