有機化合物の熱分析

有機化学の分野では、有機化合物の合成、精製、定性が主に行われています。熱分析は有機化合物の生産におけるさまざまなプロセスの研究、予測、検査に使用されています。

このウェビナーでは、有機物を分析するために熱分析がどのように使用されるか、またDSC、Flash DSC, TOA, TGAなどの熱分析装置によって測定されたサンプルのいくつかの典型的な例をご紹介します。

熱分析は、有機化合物の研究や品質管理のための標準技術であり、主にそのような物質の物理的な特性評価に使用されています。わずかな量の小さなサンプルで、例えば、融解、比熱容量、結晶化、多形、含有量、ガラス転移のような材料の最も重要な現象や特性を測定することができます。

有機化合物はすべての天然産物の基礎となるものですが、合成原料でもあります。代表的な例として、生体材料、医薬品、プラスチック、燃料、石油化学品、潤滑剤などが挙げられます。

このウェブベースのセミナー(ウェビナー)では、熱分析の主要な技術を提示し、いくつかの典型的なアプリケーションを紹介します。

ウェビナーのトピック:

  • はじめに
  • 有機化合物の基本特性
  • よくある質問
  • 熱分析
  • 業界とアプリケーション
  • 装置とアプリケーション
    - 示差走査熱量測定(DSC)とFlash DSC
    - 熱重量分析(TGA
    - 熱光学分析(TOA)
  • まとめ