紫外可視分光法によるセメント中のチタン濃度測定

チタン-過酸化水素錯体の吸光度を測定する

このアプリケーションノートでは、セメント中のTiO2含有量を測定する方法について説明します。TiO 2は過酸化水素と黄色の錯体を形成します。この着色錯体の吸光度は、UV-Vis分光光度計を用いて410nmで測定することができる。

背景

大気汚染物質の増加に伴い、近年、セルフクリーニング建材の需要がより重要になっています。酸化チタン(TiO2)は、セルフクリーニングセメントの製造に使用されます。セメント中のTiO2含有量は汚染物質を分解します。たとえば、NOxレベルを低下させます。

このアプリケーションノートの内容:

  • トピックの紹介
  • 機器とアクセサリー
  • 分光法の説明
  • 結果と特記事項

 

 

紫外可視分光法によるセメント中のチタン濃度測定
紫外可視分光法によるセメント中のチタン濃度測定