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このホワイトペーパーでは、熱分析装置などのコンピュータ化されたシステムの規制要件と、コストのかかるデータインテグリティ違反を回避するための重要なステップについて詳しく説明します。 |
「データインテグリティとは、データが完全で一貫性があり、正確で信用、信頼できる度合いであり、データのこのような特性がデータのライフサイクルを通じて維持されることである。 データは、帰属性と判読性を持ち、同時に記録され、原本(または正しいコピー)であり、正確であるように、安全な方法で収集され、維持する必要がある。 データインテグリティを確保するには、確実な科学的原則とGood Documentation Practiceの遵守を含む、適切な品質/リスク管理システムが必要である。」
MHRA GXPデータインテグリティのガイダンスと定義、リビジョン1(2018年3月)より
データインテグリティは、Good Manufacturing Practice(GMP)によって規制されるすべての研究室の中心的な課題です。 ただし、規制の対象とならない研究室や業界であっても、データインテグリティで得られるメリットは適切なデータ管理方法を構築するコスト以上のものとなります。 このホワイトペーパーでは規制の背景について説明し、その後に、熱分析装置などのコンピュータ化されたシステムの重要なシステムアーキテクチャについて説明します。
熱分析装置など、データを保存、処理、検索するすべてのシステムでは、データインテグリティは最優先事項です。 STARe熱分析ソフトウェアは、アプリケーションに対するパスワードを使用したアクセス制御、各ユーザレベルに割り当てたユーザ権限、安全なデータベースに保存された電子記録によるファイルの完全性、監査証跡と電子署名への適切な記録機能を備えています。 さらに、STAReソフトウェアは、天びんデータ(STAReX™接続)の転送のほか、データの安全性と効率性を強化した自動バックアップも可能です。
STAReのデータインテグリティ制御は、規制のある業界も規制のない業界もニーズに合わせて2つのオプションを使うことができます。
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STARe熱分析ソフトウェアのデータインテグリティのオプション
このデータシートで説明したSTAReソフトウェアのユーザ権限オプションで、さまざまなユーザに特定の役割とアクセス権限を割り当てることができます。
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熱分析のデータインテグリティの評価
すばやくバリデーションを実行し、熱分析システムに起因するデータインテグリディの潜在的な問題を特定し、軽減します。
バリデーションハンドブック
「熱分析ワークフローバリデーション」ハンドブックはバリデーションの理論、実践、規制に関心のある初心者そして専門家をも対象とし、機器適格性評価(EQ)、ソフトウェアバリデーション、メソッドバリデーションを網羅しています。
熱分析における21 CFR Part 11の遵守
STARe熱分析ソフトウェアのCFRオプションについて知っておくべき事柄は、すべてメトラー・トレドの21 CFR Part 11データシートに記載されています。
熱分析アプリケーションマガジンUserCom
熱分析アプリケーションマガジンUserComは、分析結果の品質と信頼性を向上させたい際にお役立ていただけるアプリケーション集になります。
GTAP
Good Thermal Analysis Practice、略してGTAPは、初期評価と選定から据付、トレーニング、日常利用・点検まで、熱分析システムのライフサイクル全体をカバーしています。
CFRにおける熱分析ウェビナー
このウェビナーでは、21 CFR Part 11法令の範囲と要件、さらにこの法令をサポートするメトラー・トレドのSTARe熱分析ソフトウェアソリューションを紹介いたします。
熱分析サービス
ハンズオントレーニングと対話可能なウェビナー、または熱分析の専門家が執筆したハンドブック、UserCom、熱分析アプリケーションなどの教育資料など、メトラー・トレドの世界水準のサービスをお役立てください。 詳しくはこちらから。
熱分析サービスとサポート
メトラー・トレドは、据付から保守整備、校正、機器の修理まで、測定機器のライフサイクル全体を通してサポートとサービスを提供いたします。
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