ウェビナー:超高速示差走査熱量測定 (超高速DSC) |メトラー・トレド

ウェビナー:超高速示差走査熱量測定 (超高速DSC)

Flash DSCは未知の領域を切り開くDSCの革新的技術です。Flash DSC 1は、その超高速な昇温と冷却により、熱分析業界に革命をもたらします。この最先端の熱分析装置は、従来困難または不可能であった再組織化や結晶化のプロセスを分析することができます。Flash DSC 1は、近代的な材料の特性評価や生産工程を最適化する際に従来のDSCを理想的に補完するものです。

このウェビナーでは、Flash DSC 1の基本原理といくつかの興味深いアプリケーションをご紹介します。

ポリマー、多形物質、また多くの複合材料や混合物は、その製造に使用される冷却条件に依存する準安定構造を有します。加熱時には、融解や不安定な結晶の再結晶化、または相分離のような再組織化プロセスが発生することがあります。高速の昇温速度は、このような再組織化プロセスが生じる前に材料の分析を可能とするため、そのようなプロセスの干渉なしに分析することができます。
Flash DSC 1はまた、結晶化速度を研究するための理想的なツールです。

本ウェビナーの内容:

  • Flash DSC 1の技術的紹介
  • 準安定構造
  • 再組織化プロセス
  • Flash DSCの応用分野
  • アプリケーション例