ウェビナー:光学測定技術を用いた熱分析

このウェビナーではDSCを応用した3つの光学測定技術を取り上げます:
  • 同時観察DSC測定
  • DSC化学発光同時測定
  • UV照射DSC測定
これらの3つの光学式技術の利点について、多くのアプリケーション例を挙げて詳しく説明します。メトラー・トレドでは、標準のDSCに取り付けることでそれぞれの光学熱分析システムを容易に構成できるアクセサリをご用意しています。.

熱分析装置やソフトウェアに関する詳細情報は、こちらをご覧ください。www.mt.com/ta.

同時観察DSCシステムは、サンプル容器内を直接観察できるように、マイクロスコープを取り付けたDSC測定装置です。マイクロスコープに搭載されたCCDカメラにより、DSCで加熱冷却しながら、サンプルの画像を取り込むことができます。その画像により、サンプルに何が起きているのかを理解しやくすなり、DSCカーブで観測された現象を正しく特定し、解釈することが可能となります。

DSC-化学発光同時測定システムは、化学発光 - ケミルミネッセンスを測定するための光学測定機器とDSCとの組み合わせです。非常に高感度なCCDカメラにより、DSC測定に伴うサンプルから発生する化学発光を検出します。化学発光は主にポリマーやその他の物質の酸化挙動を調査するのに用いられます。

UV照射DSC測定システムでは、特定の波長域、および強度の光を、サンプルに特定の時間照射して、そのときのサンプルのヒートフローを測定します。この技術は、光硬化反応を研究するのに主に用いられます。