ケーススタディ

クロールアルカリpHセンサ

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丈夫なpHセンサのケーススタディ

クロールアルカリpHセンサのケーススタディ
クロールアルカリpHセンサのケーススタディ

米国のあるクロールアルカリ工程の現場において、過酷な条件下でのpHとORPの測定は極めて大きな問題でした。現場では35か所以上にpHセンサを設置しており、そのほとんどが生産に欠かせないものでしたが、エンジニアはセンサの性能に不満を持っていました。

メトラー・トレドは、InPro 4850iセンサを使用し、これらの測定ポイントの信頼性を高め、より安価で安全な運用を可能にするソリューションを提案しました。

InPro 4850iは、クロールアルカリ工程向けに設計されたセンサです。pH感応ガラス膜のほか、プロセス中のナトリウム濃度を基準とするナトリウム感応膜を搭載しているのが特徴です。ナトリウム感応ガラス膜の参照システムは完全なクローズドシステムで、 液絡部がないため、センサの汚染や目詰まりが発生しません。
 

おそらくクロールアルカリ工程で最も大切なことは、従業員の安全です。InPro 4850iInPro 4260iは、どちらもインテリジェントセンサマネジメント(ISM®デジタル技術を搭載しています。ISMの大きな特長の一つは、プロセスから離れた安全で便利な環境でセンサを校正できることです。プラグ&メジャー機能が付いているため、センサの交換が必要な場合は、現在のセンサを取り外し、あらかじめ校正しておいたセンサと交換するだけです。

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