熱分析装置

最高の性能を実現する革新的技術

熱分析は、材料の物理/化学特性を温度または時間の関数として測定するさまざまな手法をまとめて呼んだものです。品質保証/品質管理、プロセス/プロダクト開発、研究に関する価値のある結果と新しい情報を研究室に提供します。メトラー・トレドの熱分析装置Excellenceシリーズでは、幅広い温度範囲でサンプル材料の特性評価を行うことができます。

価格に関するお問い合わせ
View Results ()
Filter ()

比較に他の1つまたは2つの製品を追加します

サービスの紹介 – 測定要件や製品に合わせたサポート

国際熱測定連合(ICTAC)によると、熱分析とは、物質の温度を温度プログラムの制御下で変化させながら、物質の物理特性を時間の関数として測定する一連の手法です。

ダウンタイムの最小化
サポート ・ 修理
機器のパフォーマンス
メンテナンス・最適化
コンプライアンス
校正・品質管理
専門知識の提供
トレーニング・コンサルティング
Thermal Analysis eNewsletter

FAQs

示差走査熱量測定とは?

示差走査熱量測定(DSC)は、最も頻繁に使用される熱分析技術です。DSCは、物理的/化学的特性の変化に起因するサンプルの反応熱量(エンタルピー)変化を温度または時間の関数として測定します。当社のDSC測定機器は、ガラス転移(Tg)、融解挙動、結晶化、硬化挙動、多形、反応速度、熱履歴、安定性、蒸発、比熱容量などの熱的事象の特性評価に適した熱分析装置です。

 

熱重量測定とは?

熱重量測定(TGA)は、加熱、冷却、または等温保持時におけるサンプルの重量変化を測定する手法です。主に、材料の組成に関する特性評価に用いられています。メトラー・トレドのTGA機器は、熱安定性、分解速度、定量的成分分析、吸着/脱着、キュリー点の測定、蒸発に非常に役立ちます。発生ガス分析(EGA)技術を使用すると、分解生成物、溶媒、溶媒和物の特定に役立ちます。

 

熱機械分析とは?

熱機械分析(TMA)は、材料の寸法変化を温度の関数として測定するために使用します。軟化、結晶化、固体-固体相転移など、熱膨張や熱的事象により材料の潜在的用途が決まり、その組成に関する重要な情報が提供されます。

 

動的粘弾性測定(DMA)とは?

動的粘弾性測定(DMA)は、周期的応力の下で、温度、時間、周波数の変化に応じて材料が示す機械的特性と粘弾性特性の測定に使用します。測定モードとサンプル形状に応じて、DMAはせん断弾性率(G)またはヤング率(E)を測定します。DMA装置は、材料の粘弾性挙動、ガラス転移、減衰挙動、相転移、緩和挙動、ゲル化、機械的弾性率、軟化を測定できます。

 

熱光学分析とは?

熱光学分析(TOA)は、あらゆる種類の熱転移を視覚的に調べるために広く使用されている強力なメソッドです。TOAは、DSC測定機器に接続された顕微鏡またはホットステージ顕微鏡のいずれかになります。

 

熱分析技術を組み合わせることの必要性について教えてください。

それぞれの熱分析装置で材料の特性に関する多くの情報が得られますが、1つの手法では結果や評価が明確ではない場合があります。そのため、複数の熱分析装置を使用することで、材料の特性の全体像を把握することができます。たとえば、TGA機器から得られる質量損失データをDSC測定機器から得られるヒートフロー情報と組み合わせると、単独で使用するシステムよりも明確に熱的事象を把握できます。メトラー・トレドの熱分析システムはすべて、高性能なSTAReソフトウェアに接続されているため、さまざまな手法の分析を簡単に組み合わせて比較できます。