ケーススタディ

洪水を耐え抜く車両用スケール

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洪水を耐え抜く車両用スケール
洪水を耐え抜く車両用スケール

もし工場が浸水したら、機器はどうなるでしょうか。ある化学製品メーカーにとって、大洪水の影響は予想もつかないものでしたが、嬉しい驚きがありました。

雨、雪、氷、すべてがトラックスケールにとって難題です。その中でも洪水は、耐水デザインされたシステムにとっても極めて難しい課題です。

2012年、タイの各地は悲惨な洪水の被害を受けました。Thai Central Chemical社でも、洪水が大規模な施設の1つを直撃しました。大きな被害をもたらした浸水から1か月後、工場に利用できる機器が残っていないか、従業員が確認に訪れました。従業員は驚きました。メトラー・トレドのトラックスケールは、何事もなかったかのように起動したのです。

多くの現場では、高水位の問題が嫌というほど身にしみています。一部の水路は鉄砲水の影響を受けやすくなっていますが、その周辺地域では対処のしかたを学習しました。洪水地域の一部のお客様は、トラックスケールを新しいものに取り替え、POWERCELL® PDX®デジタルロードセルを使用しています。このシステムには、和算箱がなく、レーザー溶接された密封構造の筐体を採用しています。また、ガラスと金属を組み合わせた、防塵防水構造IP68およびIP69Kのコネクタを使用しているため、水害の影響をはるかに受けにくくなっています。洪水は依然として重大な問題ですが、POWERCELL PDXデジタルロードセルに装備されているトラックスケールについては、心配無用です。

お客様の地域で洪水が懸念事項であるかどうかに関係なく、お使いの機器が耐浸水構造であることを把握していれば安心です。POWERCELL PDXデジタルロードセルは、インテリジェントな設計、堅牢な構造、および強力なテクノロジーを組み合わせて、過酷な環境から過酷な用途に至るまで真の利益を提供します。