micropipette

マイクロピペット

極微量の液体や試薬の正確な計量

レイニンのマイクロピペットは、0.2マイクロリットルの微量分注が可能なピペットです。エアクッションピペットとも呼ばれる空気置換式メカニカルピペットは、ライフサイエンスなどの分野で液体を扱う実験室で、チューブ、プレート、ゲルなどあらゆる容器間で液体を正確に測定し移動させるために使われています。

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ピペッティングニーズに合わせた専門的なサービス

メトラー・トレドは、優れたピペットの使い方や予防保守、校正、修理に至るまで、ピペットのライフサイクルを通じて、お客様をサポートしサービスを提供します。

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コンプライアンス
校正・品質管理
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FAQ(よくある質問)

マイクロピペットにはどのようなスタイルがありますか?

1 μL~1,000 μLの分注に使用するピペットをマイクロピペットと呼ぶことがあります。特定の液体を対象にした作業に最適化された様々なスタイルのマイクロピペットは、生産性と健康的な人間工学性を最大化します。マイクロピペットには、空気置換式とポジティブディスプレイスメント式の手動/電動ピペットがあり、シングル/マルチチャンネルフォーマットと、ベンチトップハイスループットプラットフォームの両方で使用できます。どのマイクロピペットも、マイクロリットル単位の液体を正確に吸引・吐出できるように設計されています。  

空気置換式とポジティブディスプレイスメント式マイクロピペットのどちらの場合も、ピストンの直径とピストンストロークの長さによって、吸引・吐出する液体の容量が決まります。

マイクロピペット
マイクロピペット

マイクロピペットを使う理由

少量の液体をある容器から別の容器へ正確に移送するために、マイクロピペットを使用します。例えば、細胞培養フラスコからマイクロウェルプレートの個々のウェルに液体を移動させるためにマイクロピペットを使用します。 マイクロピペットは、環境科学、化学、医薬品開発、法医学、生物学研究所、その他多くの分野で使用されています。

マイクロピペット
マイクロピペットを使う理由

最も正確なマイクロピペットは?

多くのマイクロピペットは、仕様上、非常に高い精度を備えています。そのような機器は、非常に低い系統誤差とランダム誤差で必要な容量を移送できる可能性があります。しかし、マイクロピペット使用者の技術は精度に大きな影響を与える可能性があります。適切な容量設定、ピペットチップの事前洗浄とチップの挿入長、垂直方向のピペッティングとピペッティングのリズムなどは、すべて再現性に影響を及ぼします。  

マイクロピペットは、研究室で頻繁に使用される精密機器であり、優れた仕様と適切な技術に加えて、最も正確なマイクロピペットは定期的な校正が必要です。サービス間隔は通常、マイクロピペットの使用量に応じて設定します。

マイクロピペットの使用方法は?

マイクロピペットを使用する際には、最初に容量を設定してロックします。次に、マイクロピペットのリキッドエンドを下げて、清潔な空のピペットチップに入れます。気密性を確保するため、ピペットチップがマイクロピペットに確実に固定されていることを確認してください。手動マイクロピペットでは、ピペットチップを装着したら、プランジャーを第1ストップまで押し下げます。電子式では、容量を設定し、チップを装着すると吸引の準備が整います。  

マイクロピペットを垂直に持ち、チップサイズに適した深さまでチップを液体に浸します。チップを深く浸しすぎると圧力が上昇し、チップが過剰に充填されることがあります。浸し方が浅すぎると、空気を吸引する恐れがあります。  

手動マイクロピペットでは、プランジャーの圧力をゆっくりと解放して、設定した容量の液体を吸引します。電子式では、ボタンを押して吸引します。

チップ内に液体がある状態で、マイクロピペットを対象の容器の上に移動します。手動マイクロピペットでは、プランジャーを第1ストップまで押して吐出します。電動マイクロピペットでは、吐出ボタンを押すだけです。  

最後に、残った液体を除去するために、マイクロピペットを廃棄容器上に移し、手動マイクロピペットの場合はプランジャーを第2「ブローアウト」ストップまで押します。電動マイクロピペットの場合は ボタンで残留した液体を吹き出します。

マイクロピペット
マイクロピペットの使用方法は?

マイクロピペッティング時のエラーを防ぐには?

マイクロピペットで作業する際にエラーが生じる可能性を最小限に抑えるために、マイクロピペットとチップの完全なシステムを使用して、適切な気密性を確保します。  

作業中は、マイクロピペットをできる限り垂直に保ちます。手動マイクロピペットでは、マイクロメーターを目的の容量よりわずかに上に回して容量を設定します。その後、目的の容量まで下げます。精度の高いピペッティングを実現するため、新しいチップを装着するたびに、事前洗浄でチップ内の条件を最適化します。吸引と吐出の速度を一定に保ち、プロトコルステップ全体でリズムを維持します。  

可能な限り目標液面下に分注するか、タッチオフ(分注完了時にチップで容器内壁に触れて拭き取ること)することが容量の精度を最大限に高める方法です。

マイクロピペットと ピペットを比較:その違いとは?

同じタイプの機器も人により呼び方が異なります。ピペットと呼ぶ人もいれば、マイクロピペットと呼ぶ人もいます。一般的には、どちらの用語も同じ器具を指しますが、狭義では、マイクロピペットは、細胞内に直接液体を注入するための器具を指します。より広い意味をもつ用語であるピペットは、スポイトや口で操作するチューブから血清用ピペットやハイスループットのピペッティングシステムまで、幅広く使われています。

マイクロピペットとは?

マイクロピペットは、1~1,000 μLの容量範囲で液体溶液を測定・分注できるピペットです。一般的に、溶液の精確な測定と分注が必要となるライフサイエンス関連の研究で使用されています。

マイクロピペット
マイクロピペットとは?