溶存酸素/溶存炭酸ガスセンサハウジング

センサハウジングは、プロセス用DOセンサまたはCO2センサをインラインで産業プロセスに接続してプロセス制御用の連続測定を可能にするハードウェアです。 このハウジングを使用することにより、センサを開放型水槽、パイプ、密閉型タンクや容器内の希望する深さに到達させて、正確な溶存酸素または二酸化炭素を測定できます。

分析センサハウジングを使用すること、インラインでプロセスに設置した溶存酸素センサまたは溶存炭酸ガスセンサを確実に保護しながら、最適な分析結果を得るために必要な深さまで到達させることができます。 プロセス条件やビジネス要件によって選択するセンサハウジングは異なります。 様々な用途に使用することができる溶存酸素センサハウジングおよび溶存炭酸ガスセンサハウジングは、用途に応じた強度、安全性、清潔さ、最適化された性能、耐腐食性、挿入震度、物理的スペースなどに関する特定の要件があります。 プロセス接続ハードウェアは、シンプルな液浸継手から、測定器の洗浄が可能な複雑な自動システムまで多岐にわたって用意されています。 メトラー・トレドは、お客様の用途に最適なハードウェアの選択をお手伝いします。

メトラー・トレドでは4つのタイプのセンサハウジングを用意しています。 固定式ハウジングは、容器内に固定して設置します。 無菌状態で使用されるハウジングは、InFitハウジングシリーズに含まれます。 着脱式センサハウジングは、プロセスを中断することのない容易な測定センサの着脱を可能にします。 InTracハウジングシリーズには、センサの汚染が生じやすいプロセスや、長期間にわたって稼働するプロセスで使用されることが多い着脱式ハウジングが揃っています。 配管上の測定ポイント用に設計された流通式ハウジングは、サンプル媒体にプローブを直接挿入することで継続的なモニタリングを可能にします。 InFlowシリーズは流通式ハウジングです。 そして、InDipハウジングシリーズは開放型容器 / チャネルで使用する浸漬型ハウジングです。 媒体内でのセンサの取り付けと浸漬が可能な設計のハウジングです。

メトラー・トレドの酸素センサハウジングは、光学式溶存酸素センサとアンペロメトリック式溶存酸素センサの両方を含む、様々なメトラー・トレド溶存酸素センサに対応しています。 以下のセンサに対応しています。

• InPro 6050
• InPro 6800
• InPro 6850i
• InPro 6900、InPro 6900i
• InPro 6950i

メトラー・トレドのCO2センサハウジングは、バイオ医薬品用途向けInPro 5000i CO2センサ専用に設計されています。

pureO3オゾンセンサには、効率的な稼働に必要なポリカーボネート製とステンレススチール製の専用ハウジングが用意されています。