Dynochem Biologics

バイオプロセスシミュレーションソフトウェア

Dynochem Biologics™は、あらゆる規模のバイオプロセスのアップストリーム/ダウンストリームの単位操作をサポートする、目的に適したシミュレーションソフトウェアです。バイオプロセスのエンジニアや研究者は、このソフトウェアを使用して適切なプロセス操作条件を決定し、スケール全体の同等性を実現します。ユーティリティを使用すると、最小限のデータを使用して機器の性能を迅速に評価でき、より強力なモデルではプロセスの特性評価に既存のデータストリームを活用できます。豊富なトレーニング資料と既製のモデルライブラリに裏打ちされたアプリケーションの専門家による迅速なサポートにより、初期プロジェクトを迅速に進めることができます。アプリケーションは、ペプチド、mAb、ワクチン、ウイルスベクターなど、あらゆるモダリティに及びます。

あらゆるスケールでの堅牢性

モデルを活用すると、重要なプロセスパラメータが各スケールで主要な品質属性に与える影響を把握することができます。

例えば、振とうフラスコ、WAVEバッグ、ambr™ 15リアクターや生産用バイオリアクターの間で同等の攪拌パフォーマンスを確保することが可能です。

攪拌計算ツールは、一般的なラボスケールリアクターから大規模なバイオ製剤リアクターまでのスケールアップをサポートします。

すぐに使えるモデルライブラリ

Dynochem Biologics Resourcesは、一般的なアップストリームやダウンストリーム用のモデルを網羅したライブラリを提供します。インターフェイスが使いやすく、モデリングの専門家によるトレーニングも受けられるため、幅広いユーザー層への展開が可能です。

Dynochem Biologicsのテンプレートモデルには以下があります。

バイオリアクター攪拌ツールボックス
フェッドバッチ式発酵
溶解と溶液調製
標準液の調製
酵素触媒反応
モノー式とミカエリス・メンテン式
タンジェンシャルフローろ過
ディスクスタック遠心分離機
デプスろ過
ウイルス不活化
凍結乾燥
医薬品安定性ツールボックス
鈴木カップリング

PATデータの活用

プロセス分析技術（PAT）は、付加価値の高い化成品や医薬品の製造に役立つ方法論です。

プロセスの重要工程パラメータ（CPP）と重要業績評価指標（KPI）は、徹底的な把握、適切な定義、継続的なモニタリングにより、事前に定義された最終製品の重要な品質属性（CQA）を常に達成できるようにします。

ライフサイクルデジタルツイン

プロセス分析技術（PAT）によるデータは、詳細なモデルを可能とし、最小の質の高い実験の設計・分析を実現し、バイオプロセスシステムの特性評価とスケールアップを成功させます。

モデルを展開して性能を予測
最適な操作条件を検出
収率を最適化し、イノベーションを推進
in-silicoでバリエーションを試したり、新しいプロセス設備をテストしたりすることで実験回数を削減

ナレッジベースの全情報へのアクセス

Dynochem Biologicsでは、次のような豊富なコンテンツを含むナレッジベースにアクセスできます。

テンプレートモデル
トレーニング資料
ガイダンス文書
モデリングを成功に導くスケールアップ用各種ツールの使用に関する、数百件に及ぶ査読済みジャーナル記事

無料のトレーニングセッションを利用して、ソフトウェアを最大限に活用できます。