IND780 Q.iMPACT 原材料充填コントローラ
次世代の最適化充填コントローラ
スループットを最大 30% 引き上げ、精度を最大 90% 向上
Q.iMPACT 原材料充填コントロールオプションは、洗練されて強力な IND780 指示計の能力を最大限に引き出します。メトラー・トレドが提供するこの先進的な原材料充填ソフトウェアを追加することで、バッチ操作、混合、充填、注入、または製剤の各プロセスで、流量の測定、管理、および停止を制御する理想的なコントローラとして、この指示計が機能するようになります。第 2 世代の Q.iMPACT アプリケーションは、原材料充填コントロールにおける長年の優れた成果を、IND780 指示計の特長である優れた処理能力、高度なユーザーインターフェイス、および TaskExpert™の柔軟なプログラミングに結び付けています。
材料供給計測と高度な充填制御機能により製造能力の向上と生産コストの削減を実現
常に正確な量を短時間で充填。特許取得済みの Q.i 予測制御 アルゴリズムを、はかり、ロードセル システム、および流量計による計測 に同時に使用できます。予測型制御アルゴリズムによって、原材料の充填ごとにリアルタイムの数学モデルを構築し、各工程で自然発生するプロセス量の変動を自動的に学習し、補正します。
IND780 Q.iMPACTは、はかり、ロードセルシステム、および流量計による計測 に同時に使用でき高度な材料充填制御を可能にします。複数のフィールドバスオプションにより、Q.iMPACTコントローラを先進のPLCやDCS制御システムにシームレスに統合することが可能です。IND780指示計は、カラーモニターと直感的操作が可能なインターフェイスを備え、Q.iMPACTのプラットフォームとして最適です。
分散制御アーキテクチャを活用して最大20台の指示計を接続して最大198件の測定を制御することができます。利点は以下のとおりです。
- l 材料充填精度を向上
- l 製造能力を向上
- l 生産コストを最小化
- l ホストPLCやDCSプラットフォームに対応
IND780 Q.iMPACT 指示計の特長は次のとおりです。
- 独自の充填アルゴリズムによる特許取得済みの自動調整機能 : 充填のたびに発生する原材料充填量の変動を事前予測的に補正
- オーバーラップ充填と単一速度のオンオフ制御 : 過剰充填を大幅に削減
- バッチ操作、混合、充填、分注、および製剤の各プロセス : Q.iMPACT の高度な原材料移動コントロールによる利点がすべてのプロセスで実現
- 指示計の柔軟なクラスタ化で最大 198 台のスケールと流量計を組み合わせたシステムの構成 : あらゆる規模のシステムに適合し、いつでもシステムの拡張が可能
- 原材料の過剰充填による金額的損失と原材料の不正な過剰充填の大幅な削減 : 仕様を満足しない製品の低減と新製品の早期市場導入を Q.iMPACT で実現
- IND780 指示計 1 台あたり最大 999 の設定可能な原材料コントロール ： 柔軟なシステムを目指して、拡張を容易にし、製品のテストと評価を迅速化
- 専用のコンピュータを基本とした設定ツール : スケール、流量計、ロードセルシステムとプロセス I/O の設定と構成を容易化
- さまざまなフィールドパスオプション : 多用されているあらゆる PLC システムや DCS システムに、共通の Q.iMPACT の高度な充填コントロール機能を接続
アクセサリ
詳細情報
- 充填ごとに原材料とシステムに発生する値の変動を高機能な自動調整機能で補正
- 調整可能な 2 種類の充填速度を PAC アルゴリズムで提供し、低速充填と自動微調整機能を実現して、許容範囲外の充填量を修正
- 指示計はクラスタ化が可能で最大 198 台のスケールと流量計を組み合わせ、リモート診断機能を持つシステムを構成して効率を大幅に向上
- 柔軟なシステムを目指し、IND780 指示計 1 台あたり最大 999 の原材料情報を設定可能として、拡張を容易にし、製品のテストと評価を迅速化
- 専用のコンピュータを基本とした設定ツールにより、設定を容易にし、設定データのバックアップと復元を合理化
- コントロールとデータへのアクセスを容易にする組み込み Web サーバー
- さまざまなフィールドバスオプションによって PLC プラットフォームや DCS プラットフォームを自由に選択して、最適な原材料充填を維持
