より信頼性の高いPLC通信を実現する方法 - メトラー・トレド

より信頼性の高いPLC通信を実現する方法

自動システムでのPLC接続に対応する当社の非常に効率的な計量変換器に、2つの産業用Ethernetポートが搭載され、PROFINET IOまたはEtherNet/IPによる冗長リングトポロジーを形成できます。これにより、配線の信頼性と効率性をさらに高めることができます。


 

Ring topology
Ring topology
より信頼性の高いPLC通信を実現する方法
Ring Topology

ACT350計量変換器は、1秒あたり600回フィルタ処理された計量値を提供し、OIML規格に準拠した3,000eの精度とNTEP規格に準拠した5000dの精度を認定された、高速で正確な計量プロセスを実現します。これにより高速かつ正確な充填、仕分け、バッチ処理が可能となり、スループットと収益性が向上します。

デュアルポートのPLC接続性 

変換器は、デイジーチェーンネットワークに対応する内蔵型2ポートEthernetスイッチを備えており、外部のEthernetスイッチを使わずに複数のACT350をPLCに接続できます。また、PROFINET用のMRP(Media Redundancy Protocol)やEtherNet/IP用のDLR(Device Level Ring)の設定をサポートして、冗長リングトポロジーを可能にします。冗長トポロジーの特長:

より信頼性の高いPLC通信を実現する方法
Ring Topology
  • ケーブル破損時にも稼働時間を維持します
  • 配線の労力を減らします
  • スイッチを不要にします


内蔵の監視機能  

キーボードと4つのLEDを搭載した統合型ディスプレイにより、ソフトウェアツールやリモートディスプレイがなくても迅速にステータスを確認できます。これによりステータスを容易に監視し、精度と稼働時間をさらに向上できます。