ラボ用天びんの予防保守
予防メンテナンスで予期せぬダウンタイムの防止
メトラー・トレドの予防保守は、定期的にラボ用天びんの性能を検証し、偏差が発生した場合に適切な状態に戻すことで、電子天びんの故障リスクを最小限に抑えます。
プロセスのリスクに応じて天びんのメンテナンスを正しくスケジュールすることで、不測の事態を回避し、予算を維持し、機器の投資収益率を高めることができます。
研究室用天びん、ハロゲン水分計、マスコンパレータなどのすべての計量機器で予防保守を利用できます。


機器の性能向上と寿命の延長
研究室用天びんの予防保守は、計量機器の正確さを維持し寿命を延ばすために欠かせません。事前に計画された定期的なメンテナンスにより、計量機器が以下のような状態にあるという安心感を得られます。
- 故障が極力抑えられることで、稼働時間が延びる
- 寿命が延長される
- 一貫した性能と正確な結果が得られる
- 予算編成とスケジューリングが容易になりコストが削減される
信頼性を高めるために
メトラー・トレドのサービスでは、定期的な予防保守が提供されます。予防保守(PM)には、天びんの信頼性と正確性を維持するために必要な作業が含まれています。
- 検査と清掃
- 点検と調整
- 機器の状態の文書化
- 改善の提案




独自の資格を有する専門技術者による天びんのメンテナンス
メトラー・トレドの予防保守には、お使いのメトラー・トレド機器向けに提供する最高レベルのサービスとして以下が含まれています。
- プロフェッショナルなサービス技術者は、定期的にトレーニングを受けており、偏差が発生した場合に技術者だけが持つツールを駆使して調整を行います。
- 保証ポリシーに準拠した独自のソフトウェアとスペアパーツを使用することで、コストを低く抑え、機器の寿命を延ばします。
- メーカーにより予防保守が実施されたことを証明することで、御社が社内外の監査に合格し機器の価値を維持できるように寄与します。
メトラー・トレドのサービスプラン: Care Package
世界的に標準化されたメトラー・トレドのサービスプランには、Basic Care、Standard Care、Comprehensive Care、Extended Careがあります。それぞれに異なるサービスのセットが含まれており、計画と予算編成を容易にすることで、機器の耐用期間を通じて安心を提供します。
ケアプランごとに、予防保守と校正があらかじめスケジュールされており、作業時間/出張/スペアパーツ/対応までの時間の条件を規定したサービスレベル契約(SLA)において修理範囲が定義されています。


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一貫した計量結果を実現する校正
校正を定期的に行うだけでも、計量結果が実際にどの程度正確かを知ることができます。 続きを読む
お客様に合わせた日常点検計画
独自の日常点検を実施できるように、点検の間隔、点検方法、分銅や管理限界などの計画を策定できます。 続きを読む
Good Weighing Practice™について
GWP®により、一貫した品質、コスト削減、完璧なコンプライアンスを、あらゆる計量プロセスで実現できます。 続きを読む
FAQ(よくある質問)
1. メトラー・トレドが他のメンテナンスプロバイダーやサービスプロバイダーと異なる点は何ですか?
当社のサービス技術者は、メトラー・トレド本社で定期的にトレーニングを受けており、当社サービス技術者のみが機器の偏差を調整するためのツールを装備しています。さらに、当社のサービス技術者は、保証ポリシーに準拠したオリジナルのソフトウェアとスペアパーツを使用します。
2. 予防保守(PM)はどのくらいの頻度で実施する必要がありますか?
PMを実施する頻度は、特定のプロセストレランスとリスク評価に応じて異なり、GWP® Verificationの文書に明確に示されています。
3. PMの前後に校正は必要ですか?
校正は、機器の精度が通常運用のプロセスの要件を満たしていることを証明するため、予防保守の前(整備前)と後(整備後)に別途実施します。
4. 予防保守をCare Packageに含まれる他のサービスと統合すると効果的なのはなぜですか?
Care Packageは、校正、リモートサポート、サービスレベル契約(SLA)などの追加サービスによってPMを補完します。SLAは、修理時のサービス内容(人件費/出張費、対応までの時間など)を定義します。これにより、修理作業のスケジュールについて明確な見通しが立ち、手ごろな予算でメンテナンス計画を作成できます。
5. 研究室用天びんのメンテナンスの主なメリットは何ですか?
予防保守にはそれなりのコストがかかります。ただし、メンテナンス不足により機器が故障した場合に想定される結果(予期しないダウンタイム、生産停止、リコールなど)よりも桁違いに低いコストです。