独自の具体的な計量品質保証計画

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信頼できる計量結果

信頼できる計量結果

計量結果の信頼性評価には、天秤/はかりの適切な校正が不可欠です。校正が計量の正確さと製品品質の確保にどのように役立つかをご確認ください。 続きを読む

特定のニーズに適した点検用分銅

特定のニーズに適した点検用分銅

OIMLまたはASTM点検用分銅は、あらゆる精度クラスにおいて、1 mgから5 tの範囲で、証明書の有無を問わず、固有の点検ニーズを満たし継続的な計量性能を保証する分銅を選定できます。 続きを読む

稼働時間と信頼性の最大化

稼働時間と信頼性の最大化

予防保守により、故障を防ぎ、機器の寿命を延ばし、持続的な生産性を向上させ、運用コストを削減できます。 続きを読む

1. 天秤やはかりは、どのくらいの頻度で校正する必要がありますか?

校正は特定の時点における調査で、機器の耐用期間を通じて持続的な正確さを確保するために、定期的に実施する必要があります。

校正の頻度は、機器の使用方法、環境、計量結果の重要性によって異なります。

校正の頻度を把握できるように、メトラー・トレドではGWP® Verificationサービスを提供しています。このサービスでは、リスクに基づく校正/サービススケジュールが日常点検計画とともに提供され、計量機器の寿命を通じて機器の正確さを持続させ顧客満足度を維持するために貢献します。

2. 天秤やはかりの日常点検は、どのくらいの頻度で行う必要がありますか?

日常点検の頻度は、計量プロセスにともなうリスクの程度や、そのようなリスクが測定結果にどの程度影響するかによって異なります。

正確さ、プロセス、製品品質のリスクが高い場合は、より頻繁に点検を実施しなければなりません。

独自のプロセスに適した特定の日常点検頻度を把握できるように、メトラー・トレドはGWP® Verificationサービスを提供しています。このサービスにより、適切な日常点検を実施できるように、点検の間隔、点検方法、分銅や管理限界などの計画を策定できます。

3. GWP® Verificationの有効期間はどの程度ですか?

GWP® Verificationは、校正方法、プロセス要件、動作環境が変更されるたびに更新が必要です。2回目のGWP® Verification以降、GWP® Re-Verificationレポートが提供されます。これには天秤やはかりのトレンドチャートが含まれ、時間の経過とともに機器の性能を追跡することができます。このため最高レベルの文書化の要求に対応し、機器が複数ある場合にも利用することができます(GWP® Re-Verificationサマリレポートとして)。

4. GWP® Verificationは何に基づいていますか?

GWP® Verificationは、実際の環境における計量機器の測定の不確かさを文書化した最新の校正に基づくものです。

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5. 信頼できる測定範囲とは何ですか?

信頼できる測定範囲とは何ですか?
信頼できる測定範囲とは何ですか?

信頼できる測定範囲は、天秤が最も精確な測定結果を提供できる範囲です。この範囲は、科学的に校正ができる限界値(校正により評価された最小計量値)に安全マージン(設定された安全係数により定義)を加えたものから、天秤やはかりの上限値(ひょう量)までの範囲を示します。プロセスの品質要件が満たされるのは、最小正味重量が、この「信頼できる測定範囲」に入っている場合に限ります。

ほとんどのメーカーは、計量機器の下限値を指定していないため、お客様自身の信頼できる測定範囲を定義することが重要です。 

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6. 最小計量値とは何ですか?

最小計量値とは何ですか?
最小計量値とは何ですか?

最小計量値とは、特定の天秤やはかりにおいて、精確さの要求(許容管理幅として定義される%で示される測定精度)を満たすことができる限界値です。この値は、測定の不確かさの相対値(%)と、計量機器ユーザーが定義した許容管理幅(%)により決定されます。

7. 最小正味重量とは何ですか?

最小正味重量とは、天秤やはかりの日常的な使用における測定範囲の下限値で、日々の測定でユーザーがこの値以下では測定しないという正味量であり、計量機器の機能である最小表示値ではありません。また、最小正味重量は、求められる精確さの基準である許容管理幅(測定精度)と安全係数により決定される「最小計量値」以上であることが確認されて、はじめて、その計量機器の測定結果が精確であり、ユーザー要件を満たしていることが証明されます。