ParticleTrack G400 - 概要 - メトラー・トレド

ParticleTrack G400

研究室での粒子サイズや個数の研究

ParticleTrack G400は、FBRM技術 に基づくプローブベースの機器です。ラボリアクタや特定の製造プロセスへ直接組み込むことができ、粒子のサイズや個数に生じる変化を、希釈することなくプロセス濃度でリアルタイムに追跡できます。実験条件には変動が生じるため、粒子、粒子構造、液滴を継続的にモニタリングすることにより、研究者は目的の粒子を一貫して製造するために必要な知見を得ることができます。

粒子のサイズや個数は晶析、エマルション、凝集などのさまざまなプロセスパフォーマンスに直接影響を及ぼします。粒子のサイズや個数などの変化をリアルタイムでモニタリングすることで、エビデンスに基づいたメソッドを利用し、プロセスについて確実に理解、最適化、スケールアップすることができます。

オフライン分析用にサンプリングや調製を行うと粒子が変化してしまいます。プロセス内に自然に存在する状態で粒子のサイズや個数に生じる変化を追跡することで、高温・低温条件下や圧力条件下でも安全かつ遅延なくプロセスを理解することができます。

実験条件には変動が生じるため、粒子を継続的にモニタリングすることにより、粒子サイズと数量に対するプロセスパラメータの影響を決定できます。このユニークな情報は、一貫して最適な粒子を生産するプロセスの設計に利用することができます。

ParticleTrack G400

ParticleTrack G400の、研究室での一般的な用途には以下のようなものがあります。

ParticleTrack G400の主な特長:

  • 可搬性と研究室での設置面積低減を実現するコンパクト設計
  • さまざまな規模の研究室での使用に対応する、交換可能なプローブ(10mL~2L)
  • 実験設定を最適化するOptiMax/EasyMax有機合成装置によるシームレスな統合
  • 迅速で直感的な粒子データ分析を可能にするiC FBRMソフトウェア

ParticleTrack G400はメトラー・トレドの旧モデル(S400/D600)よりも大きく向上したLasentec FBRM技術を搭載しています。

仕様 - ParticleTrack G400
測定範囲 0.5 – 2000μm;
温度範囲(ベース/フィールドユニット) 5 to 35°C
ベースユニットの説明 実験室ベースユニット
ベースユニット寸法 89 mm
ベースユニット寸法 237 mm
ベースユニット寸法 492 mm
認証 CE認可、Class 1 Laser, NRTL認証、CBスキーム認証
電源 (3) AC 100 ~ 240 V、50/60 Hz、1.2A
対象 実験室: EasyMax/OptiMax
ソフトウェア iC FBRM
スキャンシステム 電子式スキャナ
スキャン速度 2m/s (19mm at 1.2m/s)
コードセレクション(CSM) プライマリ (fine) および マクロ (coarse)
プローブ直径 14/9.5mm; 19mm;
プローブ接液部長さ 206mm (for 14/9.5mm probe; 400mm (19mm プローブ用);
プローブ接液部材質 C22
ウィンドウ サファイア
標準ウィンドウシール Kalrez® (standard 19mm; TM (標準 14/9.5);
プローブ/ウィンドウオプション TM Window (option for 19mm
圧力(プローブ) 3barg (標準); 最大100 barg (カスタム)
温度(プローブ) -10 to 90°C (Kalrez and purge); -80 ~ 90°C (TM およびパージ); +10 ~ 90°C (標準)
コンジット長さ 3m [9.8ft]
エア要件 Low flow purge: (use to avoid condensation); 最大 流量: 5NL/分 [0.2SCFM]; パージマニフォールドに対する最大入口圧力: 8.6barg [125 psig]; 最大パージマニフォールド出口圧力: 0.8barg [12psig]
ParticleTrack Model ParticleTrack G400
品番 14420890

  • 継時的な粒子サイズと個数の研究
    研究者はParticleTrackのプローブをプロセス中に直接差し込んで、粒子サイズや数をサンプリングすることなく継続的にモニタリングすることができます。このユニークな情報は、結晶、粒子、液滴を含む全てのプロセスの実践的な理解のための基礎となります。

  • プロセスと粒子システムの関連づけ
    ParticleTrackを用いることで、研究者はどのようにしてプロセスパラメータが粒子に影響を与えるのかを決定します。成長や凝集、破壊や形状の変化などのメカニズムにおけるプロセスパラメータの影響を明らかにし、最適化し、エビデンスに基づいた改善を行うことができます。

  • 目的の粒子へ最適化
    研究者は目的のサイズや個数を一貫して製造する方法を確立するために、ParticleTrackを使用しています。製造やスケールアップ開発の工程において最適なプロセスパラメータを選択することによって、研究者はより速くより低い総コストで市場に高品質な粒子製品を提供することができます。

  • モニタリングと正確なプロセス
    ParticleTrackは監視、トラブルシュートや製造プロセスを改善構築するために使用されます。サンプリングが困難な難しいプロセスであっても、安全にモニタリングすることができ、最高の品質の粒子を確実に一貫して製造することができます。

ParticleTrack G400(FBRM技術を搭載)は、防爆エリア規格に準拠していません。

関連文書

ParticleTrack G400(FBRM技術を搭載)の資料

データシート

ParticleTrack G400(日本語版)
ラボリアクタへ直接差し込むことができ、粒子のサイズや個数に生じる変化を、希釈することなくプロセス濃度でリアルタイムに追跡できます。

関連製品とソリューション

ParticleView V19
PVM(粒子画像測定)テクノロジーが搭載された ParticleView V19 は、プローブベースのビデオマイクロスコープであり、プロセス中に実在する粒子および粒子のメカニズムを可視化します。
in Situ FTIR分光光度計 ReactIR 15
ReactIR 15 は、In Situ 反応モニタリングおよび化学反応理解のためのフーリエ変換中赤外分光(FTIR)スペクトロスコピーです。 先進の技術により、分光法に熟練していなくても ReactIR は容易に使用することができます。
Reactor Systems for Chemical Synthesis
手法を統一にすることで研究開発の生産性が向上します。

お見積もり依頼
ParticleTrack G400

アクセサリ

お見積もり依頼
ParticleTrack G400

G400へのアップグレード

ParticleTrack G400へのアップグレード

ParticleTrack G400はメトラー・トレドの旧モデル(S400/D600)よりも大きく向上したLasentec FBRM技術を搭載しています。

付着した粒子の修正により、測定の一貫性と信頼性が向上 - ParticleTrackでは、プローブウィンドウに付着した粒子とプロセス中に移動する粒子を識別できます。このような付着粒子はデータから排除することができるため、測定の一貫性や信頼性が向上し、より多くの実験を行うことが可能です。

ParticleTrack G400
Figure 1: Comparison of measured chord length distribution for legacy Lasentec FBRM vs. ParticleTrack with FBRM technology.
ParticleTrack G400
Figure 2: Example of legacy Lasentec FBRM instrument failing to observe bimodal distribution of large and small particles, while ParticleTrack displays higher resolution measurement of both particle sizes.

測定の正確さと 分解能を向上- ParticleTrackでは、正確さや分解能が向上した最先端のデジタル信号処理メソッドを用いて粒子のサイズを測定します。これらの違いは、レーザー回折と画像のデータが従来よりも近づいたように、粒子測定が実測に近づいていることを意味しています。

重要なプロセスイベントを従来よりも広い範囲で動的に検出可能 - ParticleTrackではより高い感度を確保するためにデータの濃度に関連するアーティファクトを確実に排除し、より高い濃度でも粒子システムの変化を測定します。 これにより従来は観察できなかった重要なプロセスイベントの検出が可能になります。

ParticleTrack G400
Figure 3: Example of ParticleTrack identifying a secondary nucleation event at the end of a process while at high concentration.
ParticleTrack G400
Figure 4: Interchangeable probe configurations for the same instrument are shown.

コストを削減し、より幅広い規模の研究室での使用に対応する、交換可能なプローブ - 研究室ベースの機器であるParticleTrackでは、ユーザーが簡単に交換できるさまざまなサイズのプローブを使用できます。 これにより、同じ機器をさまざまな規模の研究室で使用できるため、総コストを抑えることが可能です。

2つの測定結果を同時に取得することで事前システム情報の準備やテスト実験が不要に - ParticleTrackでは様々な種類の粒子システムを最適化するために2つの測定データを同時に収集することができます。これにより最適な測定メソッドが決定できるため、事前システム情報の準備やテスト実験が不要になります。

機器の繰返し性が向上 - ParticleTrack技術は、研究室の環境や製造機器が異なっても測定結果が近くなるように開発されたため、測定に使用するプローブが異なる場合でも測定値の差異が発生しにくくなります。

ParticleTrack G400
Figure 5: Simultaneous measurement using two different modes using ParticleTrack: Primary is sensitive to the primary particles while Macro is sensitive to overall particle structure.


お客様の声

Senaputra, A., Jones, F., Fawell, P. D. and Smith, P. G. (2014),Focused beam reflectance measurement for monitoring the extent and efficiency of flocculation in mineral systems.AIChE J., 60: 251–265. doi: 10.1002/aic.14256.

      「[ParticleTracK]G400は凝集後に凝集体と微粒子が発生した場合にも、重みづけされていないコード長分布に二峰性の分布を示すことができますが、これは旧来のFBRM搭載モデルではなかなか実現が困難でした。

      "…G400プローブに採用されたコード長測定方式では、旧来のFBRM搭載モデルと比較してより微小なサンプルの測定まで行えるよう、感度が向上しました…"

      「旧来のFBRM搭載モデルで測定されたミネラル凝集体の重み付けしたコード長平均値は、一般的に400mmを超えることがないにもかかわらず、濃縮槽のフィードウェルで形成される凝集体は肉眼でも確認できるほど大きいのです。G400プローブでは測定できるコード長の範囲が一貫して広くなったため、大きな進歩があったとみなすことができます。」

George Zhou, Aaron J Moment, James F. Cuff, Wes A. Schafer,Charles Orella, Eric Sirota, Xiaoyi Gong, and Christopher J. Welch,Process Development and Control with Recent New FBRM, PVM, and IR.Org.Process Res. Dev., Just Accepted Manuscript, Publication Date (Web): 10 Jun 2014.

"プロセス分析技術(PAT)は、製薬業界全体にわたり、プロセスの開発や最適化において重要な役割を担ってきました。たとえば数多くの製剤原料プロセス開発において、これまでにインプロセス顕微鏡(PVM)、新世代の収束ビーム反射測定法(FBRM)、小型プロセスIRスペクトロスコピー、FlowIRセンサなどを含む最新のPATに対して評価、デモ、活用が行われてきました。最初に技術的なギャップを埋めたのはPVMですが、これはサンプル整合性に妥協することなくリアルタイムで粒子を視覚化することで粒子エンジニアリングのモルホロジー研究を可能にしました。次に、旧モデルのSシリーズにまつわる技術的なギャップを閉ざしたのは新しいFBRM Gシリーズですが、これはプローブの目詰まり解消、ベアリングの信頼性向上、データ分析、ソフトウェア整合化などに貢献しました。さらに小型プロセスIR分析装置では堅牢性、性能、ユーザビリティ、(特にスケールアップ時の)使いやすさが大いに向上しました。」

詳細情報

 
 
 
 
 
 
 
Thank you for visiting www.mt.com. We have tried to optimize your experience while on the site, but we noticed that you are using an older version of a web browser. We would like to let you know that some features on the site may not be available or may not work as nicely as they would on a newer browser version. If you would like to take full advantage of the site, please update your web browser to help improve your experience while browsing www.mt.com.