- Application of a Semiautomated Crystallizer to Study Oiling-Out and Agglomeration Events—A Case Study in Industrial Crystallization Optimization. Xiaowen Zhao, Nicola J. Webb, Mark P. Muehlfeld, Alan L. Stottlemyer and Matthew W. Russell Cite this: Org. Process Res. Dev. 2021, 25, 3, 564–575, Publication Date: March 4, 2021 https://doi.org/10.1021/acs.oprd.0c00494
- Effective Control of Crystal Size via an Integrated Crystallization, Wet Milling, and Annealing Recirculation System. Wei Meng, Eric Sirota, Hanzhou Feng, Jonathan P. McMullen, Lorenzo Codan, and Aaron S. Cote, Cite This: Org. Process Res. Dev. 2020, 24, 2639−2650
- Safe Scale-up of an Oxygen-Releasing Cleavage of Evans Oxazolidinone with Hydrogen Peroxide, Andrew W. Glace, Benjamin M. Cohen, Darryl D. Dixon, Gregory L. Beutner, Dale Vanyo, Fulya Akpinar, Victor Rosso, Kenneth J. Fraunhoffer, Albert J. DelMonte, Edgar Santana, Christopher Wilbert, Frank Gallo, and William Bartels, Cite This: Org. Process Res. Dev. 2020, 24, 172−182
- A Convenient and Safer Synthesis of Diaminoglyoxime, Eric C. Johnson, Jesse J. Sabatini, and Nathaniel B. Zuckerman, Cite this: Org. Process Res. Dev. 2017, 21, 12, 2073–2075, Publication Date: November 29, 2017, https://doi.org/10.1021/acs.oprd.7b00329
RX-10リアクター制御システム
ジャケット式ラボ用リアクターの自動化
RX-10™リアクタ制御システムはラボスケールのジャケット式リアクターを自動化する事ができます。プロセス開発とスケールアップ検討を行う研究室で優れた反応制御と様々なデータ統合を保証します。RX-10を使用すると、温度、攪拌、試薬添加、サンプリングなどの重要なリアルタイムデータをの制御と記録をすることができます。
RX-10リアクター制御システムは重要なデータを取得しながら、ジャケット式ラボ用リアクターの温調を担う循環恒温槽の制御、攪拌モーター制御、液体試薬添加、自動サンプリング、プロセス分析ツール(PAT)を制御します。研究者に使いやすい環境を提供します。トレーニングコストと人為的エラーを削減する直感的なタッチスクリーンインターフェイスを使用することで、ミリリットルから数リットルまでのスケールでジャケット式リアクターを確実に制御できます。RX-10リアクターを制御システムが、分析データの統合と分析、重要な反応イベントの追跡、インテリジェントなレポートを即座に提供いたします。
ジャケット式ラボ用リアクターの直感的なUI
直感的でユーザーフレンドリーなタッチスクリーンにより、データ豊富な実験のためのプロセス分析技術を昼夜を問わず統合しながら、循環恒温槽の温度、攪拌、液体分注、サンプリングをプログラミングすることで、ジャケット式ラボ用リアクター(JLR)の制御と自動化をシームレスに行うことができます。
遠隔モニタリング、分析、レポート作成用のコンピュータベースのソフトウェアで制御を拡張します。JLR制御システムを使用することで、研究者、プロセス化学者、エンジニアはタスクとワークフローを自動化して実験の成功率を高め、十分な情報に基づいた意思決定を迅速に行い、生産性を向上させることができます。
RX-10は、1 Lを超えるリアクター容量や高温または高圧要件など、さまざまなアプリケーション向けの自動化ソリューションを提供します。
柔軟でシンプルなセットアップ
RX-10リアクター制御システムはプラグ&プレイ操作向けに設計されており、クライオスタット、攪拌装置、センサ、試薬添加、サンプリングユニットなどのサードパーティ製アクセサリにすばやく接続できます。設定や多大な投資の必要はありません。
センサを簡単に組み込むことができるため、追加の測定ツールを使用して反応ごとにさらに多くの情報を得ることができ、より良い意思決定につながります。SmartConnect™技術により、JLRで使用するセンサは自動的に認識されます。温度センサ、マスフローセンサ、圧力センサなどの既存のセンサも、SmartConnectで接続し、最新の技術を適応できます。
リアクターとサードパーティ製センサの接続
Easy Control Box(ECB)アクセサリ(別売り)を使用して、センサ、試薬添加、サンプリングソリューションを含むサードパーティ製デバイスの自動制御とデータ収集用にジャケット式ラボ用リアクターシステムを拡張します。
ECBには試薬添加制御機能があり、市販のポンプや天秤を簡単に接続して、事前にプログラムされた自動重量ベースまたは容量ベース添加を行うことができます。このアクセサリは、SmartConnect技術センサによるプラグ&プレイ機能を備えています。制御要素が自動的に認識されるため、リアクターシステムの設定が簡単になります。
自動化機能で生産性を3倍に
研究者がラボにいなくても、実験を実行し、データを取得できます。RX-10の事前プログラミング/安全機能によってリアクターを昼夜安全に運転できます。タッチスクリーンまたは強力なiC Software Suiteによって無人のタスクシーケンスや高度なレシピを設定できます。
iCソフトウェアとタッチスクリーンによって双方向の制御が可能になります。したがって研究者は、24時間体制で、生産性向上のためにローカル制御とPC制御の両方を利用することができます。RX-10リアクター制御システムを使用すると、1日あたりの実験時間が、8時間から3倍の24時間までになります。
in situ、リアルタイムの分析ツール
より適切で迅速な意思決定のための反応プロセスの理解
すべての実験で、ラボ用リアクターとセンサから全プロセスデータを自動的に収集し、さらにpH、粒度分析、FTIR分光法、ラマン分光法、無人化学反応サンプリングなどin situ PAT装置からのデータも収集します。
RX-10とプローブベースの機器を組み合わせることで、リアクター内で発生している反応を正確に把握することができます。in situ反応解析によって、化学者による化学反応と反応事象の連続モニタリングが可能になります。化学結合をリアルタイムで追跡する分子映像が得られるため、反応速度論、反応機構、反応経路に関する重要な情報を得ることができます。
全データセットを解釈、文書化、データ管理システムとの共有に即座に利用でき、すべてのデータが自動的に取得されるため、重要な情報が失われることはもはやありません。有効なデータの増加、データ管理の自動化、再実行の削減により、ラボの生産性が向上します。
データインテグリティとトレーサビリティ
すべてのプロセスデータは収集、処理、報告され、情報が決して失われないように安全に保管されます。オプションのiC Data Center™ソフトウェアにより、取り込まれたデータはすべて安全な場所に自動的に保存されます。オペレーターが追加の作業を行う必要はありません。
このソフトウェアスイートによって、プロセスデータと分析データの統合、主要な反応イベントの視覚化と特定、スマートレポートの作成に必要な時間が短縮されます。自動レポート作成機能により、すべての実験の終了時にMS WordまたはMS Excelレポートが作成されます。
自動レポート作成機能により、履歴ログ、コミュニケーション、意思決定が向上し、プロセスの開発と最適化が改善されます。最初から100%正確なレポートを従来の実験文書に添付できます。転記ミスを減らし、文書化の手間を省くと同時に、FDAへの報告時のトレーサビリティを向上させます。
RX-10リアクター制御システムについてのお客様の声
リアクター制御システムに関するFAQ(よくある質問)
リアクター制御システムとは何ですか?
合成反応装置とラボ用自動反応解析システム は、有機合成、開発、キロラボ向けの革新的なプラットフォームを提供します。これらの有機合成/プロセス開発ツールは、合成反応経路の発見、条件の探索、反応パラメータの最適化の新たな可能性を切り開きます。研究者は、操作量と調査の目的に応じて、さまざまなバージョンの合成反応装置またはラボ用自動反応解析システム制御システムを選択します。
リアクター制御システムは、リアクターのフラックス/熱量測定、反応度制御装置、一連の制御システムプログラムを使用して、温度、添加量、攪拌のモニタリングと制御を調整します。
RX-10ラボ用リアクターの制御は、サードパーティ製のアクセサリやセンサで動作しますか?
はい。Huber、Julabo、Lauda、Ika、ChemGlassのサードパーティ製アクセサリをRX-10リアクター制御システムにすばやく接続できます。SmartConnectプラグ&プレイセンサポートにより、サポートされているセンサとプローブを数分で接続できます。
メトラー・トレドでは完全に自動化された有機合成装置を提供していますか?
はい。直感的なEasyMaxとOptiMax有機合成装置は、革新的で信頼性の高い加熱/冷却技術を使用しています。これにより、かさばるクライオスタットを使用することなく、反応温度を迅速、正確、かつ再現性よく制御することができます。EasyMaxとOptiMaxは、24時間365日無人で安全に反応を制御し、幅広いリアクターポートフォリオを備えているため、あらゆる化学ラボに持続可能な投資を提供します。あらゆる実験に関する情報量が豊富なデータにより、研究者はより迅速な意思決定が可能になり、これが開発期間の短縮と研究開発コストの削減につながります。
ジャケット式ラボ用リアクターはどのように自動化できますか?
RX-10リアクター制御システムを使用すると、ジャケット式ラボ用リアクター(JLR)の設定を自動化し、化学反応の制御とモニタリングを行い、JLRへ/JLRから直接、試薬の無人添加やサンプリングができます。サードパーティ製のアクセサリ、センサ、プローブをRX-10に接続するだけで、使いやすい直感的なタッチスクリーンまたはPCベースのソフトウェアを使用して、1つのインターフェイスから各機器を制御できます。
- マルチステップレシピを事前プログラム
- 発熱事象発生中のジャケット式ラボ用リアクターの温度と攪拌の制御を自動化
- 攪拌モーター、ポンプ、センサ、プローブなどの周辺機器をリンク