細胞培養におけるORP
トレーニング

ウェビナー 細胞培養におけるORP

細胞培養における酸化還元電位の測定が重要な理由

細胞培養でORPを測定することは、バッチごとの一貫した生産性を確保し、スケールアップ時の差異を低減する上で役立ちます。 この12分間のオンデマンドウェビナーは細胞培養における酸化ストレスの影響を取り上げ、それをモニタリングする方法について考察します。

ウェビナー内で、ORPに影響を及ぼすさまざまな事象について、そしてどのようにORPが細胞培養における署名または指紋を作成して酸素管理戦略の指針として使用できるようにするかについて考察します。

次の内容を取り上げます。

  • ORPの基礎
  • 細胞培養におけるORPの役割
  • ORPのバリエーションが細胞の代謝にどのような影響を及ぼすか
  • お客様の媒体におけるORP特性評価の価値

細胞培養は成長率に個別のインパクト、相乗効果を与える要素である媒体のイオン強度の違い、エアレーションレート、pH制御などに影響を受けるダイナミックなプロセスです。  バイオリアクター内に望ましい生存能力のある細胞集団を実現、維持するために、これらの項目が適切に管理されなくてはなりません。  このウェビナーは細胞培養においてこうした変数のいくつかのインパクトをコントロールする上でORPが担う役割について特に詳しく取り上げます。  細胞培養におけるmAbsまたはたんぱく質の生産では、特定のサイズでのバイオリアクターのORPプロファイルを理解することで、スケールアップ中も一貫した生産と品質を確保できる管理戦略を構築する助けになります。 

細胞培養におけるORPをモニタリングするために、メトラー・トレドはバイオプロセス向けに設計された一連のpHおよびORPセンサの組み合わせを提供しています。  このウェビナーでは特にInPro 3253iに注目します。  pH・ORPセンサを組み合わせたセンサであり、蒸気滅菌可能なガラスを使用しているためバイオプロセスに必要なオートクレーブ滅菌サイクルに適しています。  このpH・ORPが組み合わさったセンサはインテリジェントセンサマネジメント (ISM) 予測診断機能を提供し、滅菌とオートクレーブ滅菌サイクルを追跡し、ユーザにセンサがいつ校正または交換を必要とするかを通知してバッチの中断を回避できるようにします。  pH・ORPの組合わせられたセンサを使用することで、ORPモニタリングがバイオリアクターに追加センサの必要なしで機能追加できます。