倉庫での効率的なオーダーピッキング

倉庫でのオーダーピッキングは難しい作業です。個数計数や重量チェック用スケールを使用することで、速度や精度が重視される現場でプロセスを効率化できます。

Order Picking
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倉庫での効率的なオーダーピッキング
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複数の取引先の倉庫で正しい個数の部品やコンポーネントをピッキングするのは、容易ではありません。数千の品目に短時間でたどり着く必要があります。パー ツが取引先の生産で非常に重要な場合やパーツを海外に出荷する場合、精度が求められる個数計数には100%の確実性が必要です。また最終的な出荷重量次第 で、輸送コストも決まります。ベーシックスケールシリーズのICS個数計数スケールとBBA231の実績ある組み合わせは、倉庫での作業プロセスの効率性 と安全性を高めます。

移動して作業

倉庫でのピッキングでは、スピードが重要です。受注した注文はできるだけ迅速に処理する必要があります。ワイヤレス接続に対応するバッテリ駆動のスケール は、倉庫内で容易に移動できます。部品を個数計数ステーションへ運ぶ必要がないため、迅速に操作と労力の削減が実現します。

倉庫での効率的なオーダーピッキング
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データ取得

どのような受注方法かを問わず、ICS5スケールではピッキングをすぐに開始できます。品目を内部データベースから呼び出すか、またはバーコードリーダー をスケールに取り付けます。品目名、倉庫の棚、目標の個数などの品目パラメータが瞬時に表示されます。5,000品目に及ぶ情報をスケールに保存するか、 または外部データベースを使用して最大30,000件の記録を保存できます。イーサネット、USBまたはWLAN経由でデータを転送します。またERPや 倉庫管理システムから直接注文を取得することもできます。ICS5をITインフラストラクチャに容易に接続することでフェイルセーフのデータ転送が可能で す。安全面では、取引先からの苦情対応用に、スケールの変更不能重量データメモリをハードドライブに証拠として保存できます。

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正しい量をピックアップ

時間的な制約の中で複数の部品を正しい数量で取り出すには、ICS5がさまざまな面で役立ちます。まず、取り出す品目についてデータベースから指示されま す。個数計数のすべての手順が、操作するごとにガイドに表示されます。このガイドによって個数計数の手順を正しく実行していることがわかり、人的ミスが減 ります。正しい個数の部品を取り出したことを知らせるcolorWeight®機能もあります。個数の過不足も大幅に減ります。

包装重量の計量

最後にパッケージの総重量を検証して、すべての包装が含まれているかを点検し、輸送コストを判定する必要があります。出荷形態に応じて、正確な操作を行う 方法に大きな違いが生じる場合もあります。基本計量には、確実で頑丈な計量スケールのBBA231が最適です。この最終チェックは、品質を確保するだけで なく余計な輸送コストをかけないためにも重要です。