リモート在庫管理システム(SmartShelf)

計量技術を採用した棚置き設計の計量パッド式在庫管理システム

メトラー・トレドの計量技術を採用した、新しい形の在庫管理ソリューション SmartShelf は、高額な読み取りシステムや大掛かりな設置を不要にし、中・小規模の工場や倉庫の部品/パーツ在庫のボックス在庫管理を可能にします。標準的なネットワークシステムと工業向けの堅牢な計量センサを置き型パッドの設計にすることで、既存の設備にも容易に組み込むことができます。

  • SmartShelf は、物流センター、工場、倉庫などでパーツボックスを配置している既存の物品棚に簡単に設置ができる部品在庫を管理するための計量ソリューションです。お客様の環境に合わせて、パッドの数量や管理品目データベースのカスタマイズが可能です。
  • 工場/倉庫現場の物品棚に追加するだけの棚置き型計量パッド
  • 工場現場などにすでに設置されているパーツボックスを配置した軽量・中量ラックを在庫管理のためのソリューションへとグレードアップさせるソリューションSmartShelf は、棚台付きのパッド型スケールとA/Dボードで構成されています。
  • SmartShelf は、既存の棚の特定の箇所だけを管理したい場合や、効率化のため定期的に保管物が変更になるような現場に最適です。
  • RS-485ネットワーク接続とセントラルPC
    電源および変換器ボックスは、PCのRS232を経由して4つのRS-485に変換され、スマートシェルフまたはA/Dボードに接続します。ユニットは、スケールに電力を供給します。このボックスと拡張 CAT5 ネットワークケーブルを使用すると、最大32台のスマートシェルフまたはA/D変換ボードを接続できます。ネットワーク内の最大距離は20mです。
    管理用のPCからリモートで計量パッドが設置されたパーツボックスの中の在庫状況をモニタリングすることができ在庫制御を可能にします。在庫使用状況の傾向分析や最適化も可能になり、発注システムと統合することで、最適な在庫状況を可能にする自動化システムの構築も可能になります。

SmartShelf 活用例:

  • 棚台一体型計量パッド:計量センサを棚置き型に設計。デジタル通信によりリモートでもパーツコンテナすべての重量が個々にチェックされ、重量は各材料(MRO品、電気部品、ファスナー、PPEなど)の実際の在庫数へ換算されます。例えば、SmartShelfをがんばの部品管理スペースに設置することで、工事現場から倉庫へ戻るのに費やされる無駄な時間を劇的に削減できます。
  • ワイヤレス接続:ワイヤレス接続を採用することで、移動式中軽量ラックラック上の在庫数を検査することも可能です。移動式のラックは、必要に応じて生産フロア(使用場所)でも使用できます。

SmartShelf:在庫管理のための置き型計量パッド
SmartShelf:在庫管理のための置き型計量パッド

SmartShelf は、既存の部品棚や軽量/中量棚で在庫管理が必要なかった棚にも簡単に統合することを可能にする、高精度のロードセルが採用されています。計量パッドは高精細で反復性の高い計量を提供するロードセルとマウントアセンブリで構成されています。


SmartShelfには、スケールを内蔵した置き型計量パッドを配置した棚台および個々のA/Dコンバータが含まれています。棚台には、高精度の計量センサを搭載した1台、4台または6台の計量パッドが設置されています。標準CAT5ケーブルを使用してデイジーチェーンで次々に連続接続できます。このケーブルは、シリアル通信と電源の両方を簡単な接続で統合します。

SmartShelf:既存の棚に設置するための棚置き型計量センサ
SmartShelf:既存の棚に設置するための棚置き型計量センサ